夜 間 飛 行 惑 星

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2007/02/21
箱庭(小説)] けして消えない
2007/02/14
箱庭(小説)] 寂野
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 概要: 

箱庭(小説)] けして消えない

 概要:  屋上で黒ずくめの背中を見かけたとき、一目で運命だとわかった。だからどこまでも、ついてゆこうと決めたのだ。行きつく先がこの世の果てでもいい。 「家に帰れ」  初めてかけてもらった言葉がこれ。むっとして、ほっとした。血の通った存在って感じられたから。 「心配?」  無表情だった相手がうっとうしげに眉をひそめるのを見て、変かもしれないけど嬉しくなる。思ったとおり嘘のつけない人。 「つきまとわれると仕事がや...

箱庭(小説)] 寂野

 概要:  へそから下が蛇のように長い女がやってきて、永遠を見たかと訊く。 意味が分からずかぶりを振ると、一緒に見たではないかと詰め寄ってくる。 そんなはずはない、そもそもこの女を知らない。 どこで会いましたかと尋ねたら、妻の顔も見忘れたのかと呆れた声で言い放つ。 自分に妻のあることすら忘れているらしい自分に、しばし茫然となる。 はっと我に返ると、女は消えていた。 寂しい灰褐色の原野を、風ばかりがびょうびょ...
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