夜 間 飛 行 惑 星

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□ 詩に至る病 □

花は氷らない

飢えた貌つきでさまよう亡者の
醜く歪められた唇から
漏れしたたるのは呪詛
空の淵から見ていたのは月
晧々と暴かれたのは虚飾

雪原に点々と血のように足あと

すべて奪われても喪失ったとはいえず
なにを奪っても心満たされはしない
諦めに染まるなら乾涸びてゆくだろう
泥濘にまみれても
生きてゆくなら世界は万華鏡
覚悟を決めろと言い聞かせ
凍てつく地面に膝ついて埋めたのは
偽りの十字架

朽ち果てるその日には糧ともなろう

万人に幸福を授ける呪文はないけれど
時めぐれば花はまた香る
匂やかに息を吹き返す
そこに曖昧な感傷はない
ひたすらに咲き誇るのは生命
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