夜 間 飛 行 惑 星

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□ 詩に至る病 □

山を焼く溶岩みたいに
絡みあいぶつかりあい
奪いながら与えながら
過ごした日々の熾き火は
まだ燃えているか

夏の濃い緑
蝉しぐれ
坂の向こうに逃げ水
拭っても流れる汗
ぬるい風が肌をなぶる
はげしい通り雨
水たまりを踏む
路地の向こうに夕空
滴るような朱(あか)
明日の約束
もう届かない声

猛々しく噴き上がった
触れれば弾け散った
あれが若さだと誰かは言った
たしかに触れたはずの
手も声もすべて
いまは遠いはまぼろし

それでもまだ
この胸に火は燃えている
未練げにくすぶりながら
明け方にまどろみながら
目醒めのときを信じている
いつかの炎を夢に見ている
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